ch12.その他 : ペンギンたちが危ない! |
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エコロジーに関心が高くなっている。しかし、環境問題の中でも地球温暖化の話しを聞けば聞くほど・・・・実に難しい。全く逆?と思える説に出会うとよりわけ分からなくなるのだが・・・・・。
しかし、あのダーウィンが進化論を唱えるきっかけにもなったエクアドル領のガラパゴス諸島。そこに生息しているゾウガメ、ウミイグアナ、ガラパゴスペンギンなどの固有種に絶滅の危機に今、危機が迫っているということだ。海流の影響から熱帯性と冷水性の魚や動物が共存しているガラパゴスは、2007年6月にユネスコの「危機遺産リスト」に登録されている。
今回、国連に提出された報告がぞっとするものだ。エクアドル沖の広い水域で水温が上昇する「エルニーニョ現象」が地球温暖化によってますます促進される恐れがあるという報告。極域の氷の融解により今世紀末までに少なくとも50センチの海面上昇が起こりうるというのだ。
なかでもガラパゴスペンギンは、赤道直下に生息している唯一の動物。性格?がちょっと気難しいガラパゴスペンギンは営巣地を変えたがらないらしい。刻々と進む危機に対して今後、日陰ができる石やコンクリートの住居が必要になりそうだということだ。地球温暖化と海面上昇から身を守るいわばシェルターが必要だということだ。 エコエコと口ではいうものの、相変わらず、快適で限りない満足を得ようとする生活を続けている私たち。多分生きている限りは満足を追い続けてしまう人間と違い、動物達にとっては身に迫る危機は防げるものではない。せめて・・・とは思いつつ、既に深刻な時代になってしまったということだ。
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