ch05.エンタテイメント : アジア文化の素晴らしさ

  
  中国建国六十周年記念「張紹成が贈る 中国文化・藝術の響き」が日本歯科大学の主催で行われた。
  張紹成さんは10歳で中国戯曲学院に入学し、卒業後には中国京劇院で主役俳優をつとめた。日本に来て18年もの年月が経った。まだまだ京劇は馴染みのない人も多いが、感情の高まりなどを表現するために、演技の途中で一瞬ポーズをつくって静止する演技、つまり、「見得を切る」動作は日本の歌舞伎と同じものがある。例えば歌舞伎では荒事の役では、大きく首を振ったり、足を大きく踏み出したり、手を大きく広げたりする動作したり、また、若衆役や世話物の役では、あごを引く程度の小さな動きをするが、京劇でもその動作は似ている。本当に不思議で、アジアの文化そのものという感じである。オペラにはない演技だ。
  開演して、一瞬にして顔が変わる、世界の七不思議?ともいえる「変面」を披露してくれた。変わるたびに場内はわあーっとどよめいた。張さんの舞いと立ち回りでは鍛えて鍛えて鍛えぬいた肉体の美しい動き。完璧な美しさだ。そして研ぎ澄まされた精神力を感じる。張さんの舞台は本当に釘付けとなってしまうほど凄い・・・。
 張紹成さんのホームページ

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このページは、ichikoが2009年5月14日 08:23に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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