ichiko : 人生の"ご縁" |
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これまでに、何人の人とめぐりあったのだろう?と時折、考える。学生までとは違い、社会に出てからの人間関係とは本当に自分自身で作っていくものだと思っている。しかし、そんな中でも「ご縁」を感じる人とはいるものだ。たとえ数年会ったり、連絡をとったりしていなくても「元気だった?」と会える、そんな空気だ。
「この2~3日、いち子さんの事が気になっていたの。時間とれる?」と霊能者の櫻井友子さんからメールが入った。「今週は無理なので、来週は如何ですか」と返信して、今日の昼下がり、並木の綺麗な街で会った。改札口はひとつと何度も確認したけれど、大丈夫かなと心配しているところに「早く、駅に着いちゃった」とメールが入る。
改札に向かって早歩きしていくと、その場が光り輝くように、櫻井さんは立っていた。暫く会っていなかったし、着ているもののイメージは全く違っていたのだが、やはり特別なオーラで輝いていた。
「櫻井先生!」と声をかけると、お互いに会わなかった何年もの月日を辿るように笑いあってしまった。予約していたレストランで食事をしながら、本当におしゃべりをした。伊勢神宮と奈良の三輪神社から戻ってこられたばかりだという。相変わらず、美しい櫻井先生だった。
「どうだった?」と訊かれ「この2~3年は、んんんーっと通り過ぎた」と言うと「私も同じよ」と言われ、似てますねとばかり、お互いに笑いあった。霊能者というより、何かが変わった感じだったので、それを言うと「そうでしょ」と櫻井さんが言う。やはり、何かがあったのだろう。そして「いち子さんね、何よりも心をきれいにしておくことが一番」と言う。
帰れぎわに「前に話したのっていつだったかしら」と訊かれたものの、時間の区切りさえ思い出せなかった。ただ、最初に櫻井先生とお目にかかった日の事がありありと思い出され、やはり不思議な「ご縁」とはあるものだなと感じた日であった。
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