ch12.その他 : 琉球朝顔

あさがお.jpg   友人からいただいた朝顔の小さな苗が大きく育って今、薄紫色の花を咲かせている。朝顔は本当に夏の愉しみでもある。見事に咲いて、そして、しおれてしまうと何かもの悲しい・・・・。これもまた日本人の中に培われた文化というか感性なのだと思っている。

  この季節になると山手線の車窓から某駅の近くにある石垣に深い深い、なんともいえない?濃い青紫色の花が気になっていた。朝顔?のようだが、あまりにも自己主張?が強い。蔓の絡み方というのか、すごいので、いつも呆気にとられていた。あまりのインパクトあるその風景に、これは「夢か?」「幻か?」と思っていたのだ。

  自宅の近所の花屋さんに「琉球朝顔」という名前の書かれた鉢があった。そうそう!この色だ!と思った。何と言うか、ちょっと馴染めない色合いというか。朝顔の名がついているが昼顔科らしい。ただビックリしながらその鉢を見ていた。やはり朝顔とはいうものの、夏の朝に早起きすると咲いている朝顔、そんな私が思い描く、夏の朝顔とは程遠い。しかし、あの石垣に力強く絡みつき花を咲かせている。そんな生命力にただただあっぱれ!である。

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このページは、ichikoが2009年8月 5日 22:12に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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