ch12.その他 : 「動かない」時 |
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9月も半ば。既に来年の予定のおとしこみまできている・・・・。しかし、毎年、鬼が笑うなあ!と思いながら、なんともバタバタとした日々をおくるのだろうか。
所謂、定年を迎えた先輩たちも今、いろいろな生き方?に向かっている。相変わらず、これまでと変わらず時間の追われて働く人、これまでなかなか出来なかった旅行、同窓会、芝居観劇と違った世界を楽しみだした人、何となく、"組織"に片足だけはおいて、少しずつ別の世界に歩みだした人・・・・・。しかし、60ともなると、やはり血気盛んに何か新しいことを始める人は珍しい。とは言いながらも、パワフルに仲間を集めて活動開始!という素適な人もいる。この"60"という年は本当に人生の節目なのかも知れない。"肩書き"でしていたゴルフやマージャンなども、あれ?と気付くのもこの頃なのだろう。
陰陽五行の伊勢瑞祥先生のある日のプログに「こういう静かで、何もしない時って、案外人間は持たないし、持ちたがらないんだよね。心が成長するってえのは「動かない」時なんだよな。何かしている、することがある時って、自分を考えないんだ。遠心力と求心力の違いだよな」という一節があった。何か、胸のつかえというかスッとした。闇雲に忙しがっている時は確かに動き回って、自分の事を考えないのかも知れない。最近になってこの「動かない」時に自分を考えるなあと思っていた時にこの一節にふれた。
慌てることはない。定年後に新しくチャレンジしたいことは?の質問に気軽に「農業」だなんだかんだと回答しても、たとえそれが全く厳しいかもしれないとしてもだ、まあ、気長に構えて「動かない」というのもいいのかも知れない。
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