ch10.生活 : 独り |
||||
「敬老の日」というと、どうしても"9月15日"という数字がインプットされてしまっている。今年は21日が敬老の日だ。
しかし、いつまでも若い!若い!と思っていても、人はとしをとるものだ。会社などにいる時代は体調でもくずして出勤してこなかったら「どうした?どうした?」と大変な騒ぎとなる。商売をしていたって然り。会社を去って、たとえ仮面夫婦でも誰かそばにいれば、万一の時はいいだろう。しかし、熟年離婚などで、早くも独り暮らしの人も意外と多い。昔、私の知人も体調崩して電話のすぐそばで息絶えた方がいた。いろいろなケースを見る度に、やはり年老いてからの独り暮らしは結構危険なものだと思っている。
先般、某メーカーが開発したポットの話を聞いた。あまりヒットしなかったらしい。年とったからと言って、しょっちゅう家でお茶を飲んでいるとは限らないかららしい。アイデアと現実とのギャップなのだろう。この話しを聞いて、はあ、なるほどねと思った。そのポットが開発された時は、なかなかいいアイデアだね!と感心したものたが。やはり人は人との繋がりで生きているからだ。
ヤクルト本社が15日に全国のヤクルトレディーが独り暮らしの老人に花をプレゼントするサービスを始めたそうだ。お年寄りの安否確認や話し相手になるというものだ。メッセージカードを添えたカーネーションを手渡すようだが19日までの期間限定。そもそもこの活動は福島県郡山市のヤクルトレディーさんが1972年に担当地域で独り暮らしの老人が誰にも看取られずに亡くなったことに心を痛めたことから同じ境遇の方に自費でヤクルトを配ったことが切欠らしい。しかし、こうした活動は本当は期間限定ではなくすすめたいものだが。
カテゴリ
ch10.生活トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 独り
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1803
コメントする