ch12.その他 : ある天才の死 |
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遺書が残されていれば・・・それはやはり、自殺というものなのだろうか・・・・
「ザ・フォーク・クルセダーズ」やロックバンド「サディスティック・ミカ・バンド」のメンバーとして活躍した加藤和彦さんが17日に軽井沢町のホテルで首をつって自殺しているのが見つかったというニュース速報を見て、しばし絶句・・・・。
「死にたい」ともらしていたというコメントがあるが、もし、それならどうして?1人で行かせたのか?とすら思う。警察署は計画的な自殺とみて調べを進めているそうだが、やはりこれは「運命」?「宿命」?とはあるものなのだろうか?
「音楽でやるべきことがなくなった」とたとえ本人が言ったとしても・・・・とりかえしのつかない事実とはこんなものかと悲しくなった。凡人はいつまでだってひとつひとつの事を愚直なまでにコツコツと積み重ねて生きていかざるを得ない。しかし・・・・天才の持つ悲しい宿命なのかも知れない・・・・
どうでもいいことかも知れないが、昔、遅いランチをとるために大慌てで有楽町のあるうどん屋さんに飛び込んだことがあった。たまたま案内された隣りの席に加藤和彦さんがいらしたことがある。その偶然ともいえる奇跡に「わぁぁぁ」と胸がどっくんどっくんとときめいて、時間が止まってしまった・・・・そんな事を思い出した。
多くの若者を歓喜させたあの時代からこの日まで。
加藤和彦さん、安らかに・・・・
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