ichiko : 今年も熱いメッセージ 有難うございます! |
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今日は仕事始め。年末から正月三が日がそれこそあっと言う間に過ぎ去ったなあ。
フォトグラファーの斉藤文護さんから今年の卓上カレンダーが届く。ひと月ひと月が文護さんの作品だ。本当にうっとりとする作品ばかり。嬉しくて小躍りしてしまう。
何よりも嬉しいのが、文護さんのメッセージ。今年は"君よ 太陽となり 辺りを照らす 人となれ"!その言葉に、その文字に暫く、見とれてしまう。言葉は何よりも人の心をあたたかくしてくれるものだ。
いつだったか・・・あるプロジェクトが暗礁に乗り上げて、その年は年末の夜遅くまで駆けずり回っていた時があった。どうしても越年は避けたい!避けたい!とプロジェクトのメンバーは血眼で夜中まで駆けずり回った。もう時間がなかった。夜中の風は体を切り刻んでいくように冷たかった。
このまま体内の血までが凍り付いてしまうのではないか・・・そう思うほど辛く、風が強く吹くプラットホームにいた。メンバーの口からはなんの言葉も出ないほど、皆は疲労困憊していた。
私は意識が遠のくような辛さを感じていた。諦められない、しかしすべてを諦めなければならないのか?憤りにも似た感情で体は硬直していた。
自宅に戻ると、力強い毛筆で、宛名が書かれている封筒が目に入った。「文護さん?」とふと我に戻った。毎年、いつものように文護さんの卓上カレンダーが届いていた。そしてその年の文護さんのメッセージがあった。そのメッセージの内容は今は覚えていないのだが、(文護さんゴメンナサイ!)私は胸の奥が痛いほどに熱くなり、そして泣いた。新しい年を迎えながら泣いた。そうそう、そんな年もあったなぁ・・・
文護さん!有難うございます。
これからも宜しく御願い致します!
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