ch01.政治 : 扁桃核ピリピリ |
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新しい"春"を迎え、生活も変化する人も多い。それは「新たな一歩」であるのだが・・・。
友人からメールがきた。「もしかしたら、かみさんの両親と同居するかも知れない」と。しかし、文面だけでは分らないものがあるものだ。普通に考えれば、老親の心配は同居で解決する場合が多いのだが、どうも、言いたいことが言えてないような・・・そんな内容だったので、ズバリ聞いたところ要はかみさんの親は好きにはなれないものだというホンネが現れた。メールだけでなく人の会話に潜むホンネというものなのだろう。「もう割り切るしかないよ」と簡単なアドバイスをしたものの、やはり、平成時代とは実に平和な世の中なのだとつくづく思う。
人の脳の機関に大脳辺縁系に属している扁桃核という部位があってここは人間の負の感情、つまり恐怖、不安、不快に関わっているという内容の本を読んだことがある。こうした原始的ではあるが情動が人間の社会を実に象徴してしまうところがあるのだ。つまり「あの人嫌い!」というような感情も関わっているのだろう。だから、時々女性などのクループで見られる、何とも不可解な状態にはこの扁桃核がピリピリ反応しているのだと思うようにしている。
しかし、この扁桃核ピリピリ!はまさかではあるが、政治の世界にもあるのだろうか?
健康上の理由で辞表を提出した藤井財務相の辞任を鳩山総理が認め、そして後任には菅副総理となった。国家戦略相を仙谷行政刷新相が兼務する。「実績のある菅氏を横滑りさせて早期の決着を」とはいうものの鳩山政権発足からまだ100日あまり。やはり藤井さんの辞意には単なる健康上の事由だけなのか・・・と。「政治のいろはも知らぬ奴に言われたくない」といわれそうだが、やはり予算案の編成作業の中で小澤さんとのいろいろな問題もあったのではないかとも感じてしまう。「全くそういう話ではない。すべて体調の問題だ。100%信じている」と鳩山さんが言えば言うほどに何か別のものが見えてきてしまうのだが。
まあ、下衆の勘繰りはさておいて。兎に角、18日召集の通常国会での2010年度予算案の審議などを控えているし、忙殺される中、仲がいいとか悪いとか、虫がすくとかすかないとかいろんな確執はおいて、即戦力を発揮して頂きたい。
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