ch07.味 : 求ム!おいなりさん |
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いつも季節のお便りを下さるОさん。いろいろなイベントの企画をされ、とーんでもなくお忙しい日々だと思うのだが・・・。郵便物の中にそのお葉書があると、「わぁ!」とウキウキ喜んでしまう。パソコンメールが多い昨今で本当にひとつの感動でもある。
そのお便りのタイトルが『求ム!あいなりさん』であった。「えっ?」と思って読む。なんでも、Оさんの気に入っていたお店の経営者がご高齢の為、相次いで閉店してしまっているということだ。それほどおいなりさんに対して深く考えたことがなかったのだが。おいなりさんの店といっても甘味系、専門店系、すしや系、おにぎりや系・・・と何ともいろいろあるらしい。
だいぶ前に、ローソンの取材をした時に地域でおいなりさんの味付けをきめ細かく変えている・・・そんな話しを聞いたことがあった。東京で生まれて東京に育って、文化がまさに"東京"そのものなので、他のことはあまり意識したことがなかったが、今回はおいなりさんひとつにしても深いなぁと感心した。
ちょっと聞いた話ではあるが、キムタクが面接の時に好きな料理の事を聞かれ、「おかあさんが作るおいなりさん」と答えたそうだ。その話を聞いた時は何か、本当にほんわりといい気持ちがした。そして、あるコンサートのイベントの時、キムタクのお母様が司会・進行をしていらした事があり、その手作りのおいなりさんの話を思い出したことがあった。"おふくろの味"ってやはりいいものだなあと思った瞬間かも知れない。
さて、話しは戻って・・・Оさんが「このままでは私はほうれんそうのないポパイのように・・・。どなたか。おいしいあいなりさんのお店を教えてください」と!Оさんの真剣な声にあれこれ考えていた。先日「吉田さん、これ、最高なのよ、召し上がってみて」と渡されたのはしっとりしたおあげの中の酢飯には、ほんのり山葵味がしたものだった。「へぇ・・・面白い~この味、面白い~」と思いながら、3つも一気に食べてしまった。
また、おあげにしても関東は酢飯をあおあげでくるりとくるんだ四角いものが多いが関西はおあげを三角形にしたものだとも。しかし、「求ム!おいなりさん」というОさんのメッセージ。なんかいろいろなレシピや話題満載になると面白そうだなぁ。
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