ch10.生活 : 笑う! |
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出張先で参拝した神社で御神籤をひき、神の教ということで「笑う門には幸来る。ねてもさめてもにこにこと」とある。移動中のクルマや電車の中でバタバタと携帯にメールがくる。こんな時代だからどんなところでもいわば仕事場となり得る不思議さ。その便利さで、随分と昔と違って焦燥感はなくなったのかも知れないが、やはり、すーっとやんややんやの電話もメールも忘れてしまいたいと思う時もある。
御神籤の「教え」にそうだなぁ!と思いつつ。帰宅して、漸く、イラストレーターの河原ちょっとさんに電話をすると、何やら彼女の背後が慌しい様子。すると「あっ!うわーっ」と雄叫びが。「どっ!どうしたの?大丈夫ですか?」と聞くと「ええぇぇ、大丈夫です・・・」と言うので、仕事の話を続ける。「じゃあ、今度の打ち合わせが終わったら、また・・・」と言うと「実は・・・煮魚焦がしちゃってぇ・・・ははは」と笑っている。「えっ?!そんな・・・ごめんなさいね」と必死に謝ると「いいんです。こんな時間に煮魚なんてしている私が悪いんですよ~」といい、またケタケタ笑う。ああ!申し訳ない!申し訳ない!と思いながら、私の頭の中には鍋の中で真っ黒になった、何故か旨そうな子持ちカレイが浮かんでいた。楽しみにしていた折角の煮魚が焦げた?私だったら「ったく!もう!」と怒っているかも知れないなあ。でも、河原ちょっとさんの明るさに救われたぁ!ホントにごめんなさい!
「天の岩戸は笑いであけた。笑う門には福が来る」との御神籤を再び見る。
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