ichiko : ドライねぇ・・・だって! |
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よく「ドライだ」と言われることが多い。大して意識はしてはいないのだが、多分、それは後天的なものなのかと思っている、人は、やはりどのような環境で生まれも育ったか?ということが大事ではあろうが、その後のその人のもろもろを決定していくのはどうも成人してから、特に就職というか社会人になってからの時間がかなりの要素になっていくと思っている。
この1~2ヵ月、仕事でいろいろなシーンにぶつかっていたのだが、兎に角、自分のポジションを考え、これ以上ないというほど、客観的に考えてしまうことが一番だった。いわば「他人事」のようにね。
あるプロジェクトで一緒に仕事を進めていたTちゃんがある日、「いち子さんが、言ったことがしみじみわかりましたよ」と言った。はて?なんだっけ?と思って「なんだっけぇ?」と言うとTちゃんは笑って「私はね!最悪の事態をいつも想定して仕事をしている!って言ったことですよぉ」と言い、また笑った。笑ったということは、その暴風雨というかすごーい嵐が静かに過ぎ去ったからであろあろう。だから私も「そうだったね」と言い笑った。別段、マイナー志向でもないし、夢がないということでもない。ただ常々「最悪事態」を想定して動いていることは確かだ。
まあ、人間には感情というものがあるから、冷静なフリしていてもその感情にキテしまった場合は、こちらは一切、感情というものを入れないようにする事だ。しかし、人は血の通った人間だ。ツボがある。からからに乾いた中に、最後の一滴。それがツボであろうなあ。
いつもいろいろ引用させていただいているが、陰陽五行の伊勢瑞祥先生のプログに「運の悪い人というのは、決断力がない人ともいえる」とあった。まさにズバリである。確かに。同じ音がずーっと続いていれば嫌になるだろう。断ち切って、断ち切って、一つの方向に動きだす。これが決断。断というのはオノで糸を断ち切ることらしい。なるほどね!と納得してしまう。
どうもいろいろなことを引きずらないで、前進してしまうから「ドライね」と言われるのかも知れない。しかし、いつも考えていることは「その人の立場にたって物事を考えること」。これはどんな感情をたとえもったとしてもビジネス上では鉄則だといえる。他者がいてこそ、仕事が成立しているということだからね。
・・・とは言いながら、人はやはりたまに流されてしまうんだよねぇ。
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