ch10.生活 : 目白庭園 |
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地域の新聞の編集をしているが、いろいろな取材のシーンで「ああ!生活しているんだな」と感じることが多い。これまでの人生の大半を「編集」という仕事をしていたといえばそうなのかも知れないが、ある意味、肩肘はらない取材が出来るようになったのは人生後半としててもいい時間だと思っている。
写真家の永島浩二先生と目白庭園を歩く。門構えは長屋門で築地塀に囲まれている。園内にひっそりと佇む数寄屋造りの建物は「赤鳥庵」と呼ばれる。大正7年に鈴木三重吉この地で「赤い鳥」を創刊したことに因む。池には鯉、そして鴨が。庭園の萩が秋の訪れを感じさせてくれる。滝の前を通り過ぎ、東屋で一休み。当時の事をいろいろ想像してみる。作家達の歓声が聞こえてくるようだ。都会で静寂な時間が流れていく。
目白庭園
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