社会問題 : 正義 |
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最近は現実に起こることがあまりに想像をぜっしている事が多く、時々「もしや、テレビドラマか?」と変な錯覚をする。今回の特捜部主任検事の証拠の改竄から、前特捜部長らの隠蔽工作に発展した事件は、誰もが想像も出来ないものだろう。検察史上であってはならない、いや、我々はあろう筈が無いと思って我々は生活している。
真相の解明はこれからだということだが、双方の供述が食い違う中での逮捕ということで、実に難解な展開となるだろう。本当の事はそれぞれの頭の中にしっかりと記憶されているだろうが、人は「嘘」をつく動物である。何を考え、物証の改竄などをしてしまったのか?素人の自分にも全く分らない。悪質すぎると思わないか?寧ろ素人考えでは、絶対に手はつけないと思う。且つ例の時限爆弾発言など言語道断だ。始めはうっすらと、そして、次第にすっぽりと彼らを覆いつくした傲慢という埃なのかもしれない。「特捜部を解体すべきだ」などという意見もあるが、過去に特捜が果たしてきた歴史と実績は大きい。いや大きすぎるものだ。
企業においても「内部告発」という事で大きな波がたちはじめた時代を経たが、今回も特捜部の若手検事のこうした「内部告発」による発覚というものが如何に冷静な正義感に満ちたものであったかということだ。傲慢とは何もかもを変え、滅びさせるものなのだ。
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