社会問題 : おーい!活字 |
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今朝方、もう死ぬほど嫌いな雷で、午前4時ごろには起きてしまう。慢性の睡眠不足でほぼ終日ぼんやり。しかし、いやあ、もう11月となりました。月日が経つのが早く感じる・・・・これはトシをとった証拠だという人もいるが、最近は実に早い。そしていよいよ12月になれば2010年も終わるということで・・・。街中が何故か、ハロウイーンで大騒ぎ?していたかと思えば、もう来年の干支のカードまでが目に入ってくる。なんじゃ??の気分です。
さて、帝国データバンクが11月1日まとめた出版業界の2009年度決算調査を見て、ああ、世の中も変わっていったなあ・・・と溜息のあとはつくづく。売上高が1000億円を超える大手の集英社、講談社、小学館のトップ3はそろって減収で2期連続。出版をはじめ取次、書店の3業種も芳しくない。「出版業界総倒れの様相を呈している」なんて書いてある記事を見て、はぁ・・・と溜息。あの!と言ってはなんだが、宝島社は上位10社の中で唯一、2期連続増収・最終黒字。要は今はそんな時代なんです。黒字の中身が「活字」だけでもないでしょう・・・かねぇ。
書店は?といえば紀伊国屋書店、丸善、有隣堂のトップ3社は減収だったのに対してジュンク堂書店などは2期連続の増収。「なるほど!」と思う。とにかくジュンク堂に行けば、その「なるほど」が分ると思う。兎に角、安心して「本」を探せる書店で、私はここへ行く度に「ああ!本って最高だな」と思ってしまうほど魅力がある。何がどう違うのか?このへんの専門ではないでので分らないけれど、兎に角「安心して探せる」そして「辿りつく」の一言につきる、そんな魅力であります。またもぶづふつと念仏のように呟いてしまう・・・。
そんな中、俳優を辞めて作家業に専念した水嶋ヒロが、第5回ポプラ社小説大賞を「齋藤智裕」として大賞を受賞した。映画『BECK』でも、もう最高の演技で観客を魅了した彼であるが「これからも(書くことで)社会貢献をしていきたい」という真摯な姿にはただただ拍手拍手である。
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