また「食」の話題になってしまうが、今週末に読者の皆様と一緒に新春の食事会をする予定だ。昨年秋に池袋西口にイタリアの街中にあるレストランを忠実に再現?した「オステリア・サンテ」という店だ。ここのシェフの松本さんは「グラナータ」の落合シェフのもとでイタリア料理の修業をはじめ、その後2000年からイタリア各地で4 年間修行。帰国後、都内の有名レストランで着々と経験を積んだ人である。とかく、派手にオープンしてもいつの間にか閉店してしまったり、「あれ?」と味が変わっていく店も多い中、松本シェフは心底、真面目に料理に取り組んでいる人である。当たり前のことが実はなかなか難しいものだと感じる。店は着席だと20人と少しくらいの広さ。しかし、活気がある。駅前の店舗とか、駅ビルの中にあるわけではないが、ファンの心を確実に掴んでいる、そんな店だ。
  随分前の話だが、イタリアに行った時に感じた「ああ!私はイタリアの空気が好きだ」という思い。しかし、ただ「好きだ・・・」なんて言っている私とは違い、しっかりじっくりと修行したという若いシェフの腕前は本当に素晴らしい。今回も「~の記念に」などという参加理由をお聞きすると何か、心があったかくなる。美味しい料理は最高の笑顔を作ってくれる。今週末、そんな皆さんに会える。楽しみだ。

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このページは、ichikoが2011年1月15日 21:11に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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