ミツカンにいらして現在、すし研究家の松下良一さんに江戸時代の寿司に使われていたといわれる酢のサンプルをいただき、どうしても寿司を作りたくなった。
  立春も過ぎれば、もう気分は"春"ではあるが、今日は春の雪。雪見酒にも寿司はいいだろう。握りではなく、具沢山のバラ寿司を作る。材料は簡単に。冷蔵庫に残っていたニンジン、ゴボウ、タケノコの水煮。そして春らしく菜の花。それにカツオとイカを加えてみる。寿司飯は本当に美味しいと思う。これに先日いただいたフキノトウを煮たものを少し食べれば味覚は既に春そのもの。余りに美味しくて・・・写真を撮り忘れた!江戸時代の庶民の食卓を思えば、なんと現代の贅沢なことよ。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2011年2月11日 21:12に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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