ch04.カルチャー : 金子みすゞの心 |
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「会場で私のメッセ-ジ探してね、フフフ」と音楽家の吉岡しげ美ちゃんからいただいたチケット。気がつけば会期が14日まで。「あっ!大変」とばかり朝一で会場へ。大正末期から昭和初期にかけて活躍した詩人の金子みすゞ没後80年を記念した毎日新聞社主催「金子みすゞ展~みんなちがって、みんないい」。何枚かあったのでプレゼントしようとある女性に言ったところ「ああ、ざっと読みました~。でも、それで? なに?という感じでしたけど」という方には渡さず、「何が何でも行きます!」という方に渡した。
確かに、詩には好みもいろいろあるだろう。生活になくてはならない・・・そんなものでもないだろう。ただ、「それで?なに?」という女性は、まだいろいろな意味で若いのだろうな・・・というより、自分だってもう何十年も前から金子みすゞの詩は知っていたけれど、今の感動と昔は違う。そう、年月とはそういうものなのかも知れない。
時代とともに廃れて行くものもある流行歌。金子みすゞの詩は本当に純な感性で溢れている。自然の音がいる。息遣いというものなのか。
会場には小学生の女の子も沢山来場していた。そしてお母さんやお祖母さんと一緒にその写真、詩、遺品などを眺めている。そんな風景がなかなかいいものだ。
いずれにせよ、2月14日(月)で終了。お時間のある方は是非会場へいらっしゃってください。
金子みすゞ展
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