「直ちには・・・長期的に摂取すれば・・・」と発表され、それを聞いた消費者の気持ちがどうなるのか?政府の方々は考えてしゃべっているのかしらん?と思う。出荷を停止する政府の手法。これは混乱に混乱を招いているとしか思えない。

  先般も、東京電力福島第1原子力発電所からなんと100キロ前後離れた会津地方のホウレンソウも福島産というだけで出荷できなくなるなどなんと言うことか。
  特に、関東地区のスーパーなどは風評被害への対応に追われている。栃木、茨城両県産ホウレンソウを買った消費者から返品を求める電話が相次ぎ、現品とレシートを持参すれば返金する措置をとっているところもあるという。

 いろいろな店舗を見て歩く。「政府発表の区域外かどうかしら?」とピリピリしながら野菜を選ぶ消費者たち。野菜だけでない。そして、「水!水!」と殺到した人々。しかし、このところ全く姿を消していたミネラルウォーターが店頭に並ぶようにもなった・・・いやはや。空腹と寒さで本当に本当に辛い思いをしている人々がいるという事が分かっているのか? 冷静に生きよう。

  今日は、八百屋で茨城産のチンゲン菜をなんと10円で買って炒めた。セリを80円で買っておひたしを作った。春の味がした。美味かった。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2011年3月26日 20:53に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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