ch12.その他 : 底知れぬ不安 |
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しかし、14日に東京電力福島第1原発で、集中廃棄物処理施設で作業をされていた男性が亡くなられたというニュースを見て、不安に駆られた。診断結果で心筋梗塞の可能性があり、放射能は関係は見られないなどとは言っているが体調不良を訴えてから病院到着までに2時間以上もかかっていたらしい。つまり救急車に乗せるには警戒区域外まで出る必要があるからだ。勿論、常駐医師による心臓マッサージもあったものの、その作業の過酷さは我々の想像を絶するものだ。その防護服内はまさにサウナ状態だという。人間は生身。疲労もたまる。果てして、作業する方々への健康管理状態はどうだったのか?今、日本全体で抱えているこの問題は来週には終わりますではない。今後、長く続くのだ。 ・・・・何となく終わった・・・ではないのだ。
不安は続く。1号機の原子炉建屋地下1階では行方が分からなくなっていた冷却水が大量に見つかったという。燃料が炉心溶融して、圧力容器、格納容器とも穴が開いていると見られいる・・・「漏れたのでは?」ではない。推測ではないだろう?素人ではない、プロであろう?「1号機では格納容器から水が漏れている可能性がある」。その為に水位の確認作業も急いでいるというが、もう、回りくどい解説はもう結構だ。なくなったものはどこへ行ったのか?どこかへいったからなくなったのだ。考えられることは究明へ。そして早め早めの対策を。情報開示の一元化。何より、事実はつつみ隠さずに国民に伝えてほしい。生涯隠し続けられることなどない。何となく終わったようではない。現在の日本の状況はフィクションではない。言いようのない不安で日々一杯である。
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