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今月9日に東映名誉会長の岡田茂さんが肺炎のため亡くなった、享年87歳。
高倉健さんの『網走番外地』『昭和残侠伝』など、何度見たか分からないほどのファンである。健さんのものは殆ど見ているな。そして『仁義なき戦い』。どちらも同じヤクザものと言われても一方は義理と人情、そして裏切りなど、まさに"人間そのもの"を取り扱った映画だ。いつまでも映像という文化を残してほしいと思う。
その時代によって大衆が求めるものも変わる。特に大衆は移り気なものである。その中から飽くことなく映画というカルチャーに貢献された方である。
岡田さんは、様々なヒットを生んだタイトルも考えられたというから驚きだ。例えば、今、我々が当たり前のように使っているマル秘という単語も岡田さんが初めて使ったといわれている。ひらめきが天才的なアイデアマンであったのだろう。
東映60周年記念作となるアニメ映画・森下孝三監督「手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―」も今月28日に公開である。このテーマこそ老若男女だれにも興味と関心のあるものだと思う。ヒットは間違いないと思っている。
人生の永遠のテーマを数々、映像という世界に残された方である。岡田茂さん、どうぞ安らかに。
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