ch07.味 : 六月の泡盛

いとう.JPG二階.JPG 六月というのにこの猛暑。本当にどうしてしまったのだろう、この暑さ。朝から、大手町の産経ビル前での飲料メーカーのサンプリングのための女子大生手配を頼まれていたので、この暑さの中、どーなってしまうのだろうか?と思っていた。しかし汗だくでも・・・・若さとは実にすごいものである。


  夕方になっても猛暑のまま・・・湿度の高い街を歩く。今宵は郷土史研究家の伊藤栄洪先生を囲んでの懇親会が池袋駅そばの裏路地に佇む沖縄料理店「おもろ」で行われた。いやあ、伊藤先生のおっかけ隊全員集合というところか。この店の開店は戦後すぐの1948年(昭和23年)。今は沖縄料理店はいろいろあるが、ここは草分け的な存在である。まあ店内の名だたる文化人の色紙をみるだけで何となく、その時代にタイムスリップした感覚となる。オリオンビールが乾ききった喉にうまい!そしてシマラッキョウにゴーヤチャンプルー。気付けば、泡盛で伊藤先生の話もより盛り上がるというものだ。

◆写真左は沖縄料理店「おもろ」の二階の和室。急な階段をあがるとそこにはタイムスリップした感覚が。壁には詩人・山之口貘の若かりし頃の写真が!。部屋の片隅にある時代を感じる扇風機が目につく。
◆写真右は熱弁中の伊藤栄洪先生と元気な"おっかけ隊の"皆々様!

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 六月の泡盛

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2537

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2011年6月29日 20:41に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「気温もウナギも上昇だ!」です。

次のブログ記事は「カン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31