ch07.味 : 味の原風景 |
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心の原風景というものは誰にもあるだろう。そして「味」にしても然り。 言響(心に響く話し方)の主宰者の宮北侑季さんの話だが、長野県でセミナーがあり、生まれ故郷である須坂市で懇親会があったそうだ。そして「懐かしいでしょう」と、主催者の方が宮北さんのご実家のすぐの前にあるおすし屋さん「松風」をセッティングしてくれたそうである。小さい頃にそこの店の太巻きとお稲荷さんを出前でとって食べていたそうで、且つ、今でもその松風の女将さんが宮北さんのことを覚えていて、その当時の太巻きとお稲荷さんをだしてくれたそうである。いい話だ。胸が熱くなる。その人にとって懐かしい味が数十年も経ってもあるということは幸せなことである。
そして須坂市の銘菓である「盛進堂」栗中華。一枚の皮に包まれた餡に栗が丸々1個包んであるものだ。以前、私もお土産にいただいたことがあり、普段甘いものはあまり食べないが、「あっ!まるまる入っていね!」とこのお菓子には感動した。「再び味わう事で、あの当時の事を次々に思い出すから不思議」と宮北さんは言う。ひとりひとりにとって「懐かしい味」とし永遠のテーマだろうな。
ふと、自分にとっては?・・・・と考えてみる。
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