ch02.健康 : 胃カメラ |
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日頃は口では強そうなことを言っているのだが、特に胃カメラの検診となるとからきしダメになってしまう。心の中で「嫌だぁ~嫌だぁ~」という声が聞こえる。しかし、かかりつけの先生は時折やってくる私の胃の不調から胃カメラをすすめる。顔では能天気な表情をしていても、結構、仕事がどっとこんでくる、睡眠がとれないとガシッと胃がやられるタイプである。「はい、いち子とん、飲みましょ!飲みましょ!」というように、まるで胃カメラが趣味のように先生が言う。そして自分は「なかなかの腕なんだ」とまで言うではないか。「先生、最近は鼻から入れるものもでているでしょう?あれがいいのでは?」と聞くと「鼻の粘膜が弱い人にはきついよ。僕はダメだな~胃カメラの方がいいですよ~」と言われた。仕方ない、まあ、数分の出来事だ。「エイヤーッ」と自分に言い聞かせて検査へ。
目の前に鮮明にうつる自分の食道や胃袋の内部。「少し膨らませますよ~」という声に「うわっ!やめてくれぇ~!」と思いながらも、こんなことでもしない限り決して見られない自分の臓器の状態に結構、感激している。「強い酒は控えようね~ロックはダメだよ」と言われて「ゥハイ~ゥハイ~ッ」と返事(のような呻きで返す)。
診察が終わり、待合室へ行くとまだ「嫌だぁ~嫌だぁ~」モードがまだ全開のようで、青ざめている私に、年配の女性が気にしてくれる。というのに「私なんか胃カメラ、なーんともない。スーイスーイよ」とまで言っている。胃カメラスーイスーイ?嘘だろ?まあいい。なんでも個人差があるのだろう。まあ、不摂生せず、強い酒とストレスをためないようにしていきまっしょい。
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