ch04.カルチャー : 50周年を迎える文壇バー「風紋」 |
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まだ戦後の風景が色濃く残っていた1960年代。真夜中まで多くの作家、音楽家、芸術家たちで賑わっていたという文壇バー「風紋」を訪れた。檀一雄をはじめ埴輪雄高など多くの作家や学者、編集者が通ったというバーである。
太宰修の小説「メリイクリスマス」の主人公でもある林聖子さんが1961年に創設したバーである。太宰治は美人の聖子さんの母親の知り合いで、日ごろから親しかった関係ということだ。太宰治が玉川上水で入水自殺をした時に、きちんとそろえられている太宰の下駄を発見したという人でもある。
今年「風紋50周年」を迎えるという店にはたくさんの花束が届けられた。齢80を過ぎても元気にお店に通われているという美しい林聖子ママの写真も撮らせていただいた。
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