社会問題 : 3000万人という数 |
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いつまでも寒い上に、昨夜未明から東京も雪が積もった。夕方、電話中にゆらゆらと結構な揺れを感じた。どうも3月を前に、不安な暗い気持ちになる。
2月27日に公表された「福島原発事故独立検証委員会」の調査・検証報告書。とやかく内容が報道もされているが、昨年3.11前に、東電が貞観地震の研究結果も三陸沖の津波予測においても熟知していることを聞いたことがある。
ただ、その時は数百億もの出費にたじろいだという事実。では数百億かけたら?と、たらればを言うつもりもないが、やはり熟知していたならもっと何かができただろうに!と思う。増えるばかりの汚染土の山などを見れば、一体どうんなるのだ?という気持ちになる。当時、原子力安全・保安院はこうしたなんでもかんでも先送りの東電の方針をみとめていただけだ。誰のせいだ、誰がやるべきだと子どもの喧嘩じゃあうるまいし。責任は誰がとるのか?組織的危機管理の在り方はもっともっと議論していかなくてはならないのではないか。先送り先送りでは何を信じてよいのか国民は翻弄されるばかりだ。3000万人の集団避難という最悪のシナリオなど想像も出来ない。
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