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「スマホ買ったんてすけど、使い方が分からないんですぅ。教えてぇ~」とまるで綾小路きみまろのお笑いを聞いている様なことが日常生活の中で多い。本当にきみまろさんのネタにしてもらいたいほど多いのだ。多分、何回も説明を聞いても理解しない?出来ない?それに鶏ではないが三歩歩いてみると既に忘却の彼方・・・ではないかと見ている。
この世界の精通した人々にとってこうした「分からないぃ~」「教えてぇ~」のスマホ難民というのたか、ゾーンに対しての対応はあるのかしらん?と常々思っている。電話をかける、受ける、そして「今、どこ?」「目の前よ」のメールのやり取りだけなら携帯電話で十分だと思っている。「指が乾いていて画面が動かない」なんていう言葉も聞いた。電車やバスでけたたましい着信音をならすのは殆どが持ったばかりの中高年である・・・ようだ。
生まれた時からすでにインターネットが整備されていた世代のことを"ソーシャルネイティブ"というらしい。つまりこれから社会に出て行こうとする年齢層だ。既存社会とは違う仕組みを作ろうとする意識やアイデアに溢れている層で社会貢献しようとする意識も強い、そんな次代を担う世代。そんな世代にとって当たり前のことは中高年にとっては理解不能。お互いに理解不能である。だから会話を聞いていてもきみまろさんにネタとして使ってもらいたいやり取りがある。まあ、日頃、一人で「なるほどね~」と感心して聞いていることが多いのだけれど。あっちこっちの飲食店でカシャンカシャカシャカシャと料理や飲み物を撮影している人々も多い。これは時々「やだぁ」という叫びとともに、何かしくじっているのは大体中高年。
最近では、ライフログべったりという人もいる。つまり読んで字の如しで、人間の行いをデジタルデータとして記録に残すこと。こうして書いているブログや個人のホームページもそうてはあるものの
代表的なライフログのプロジェクトのMicrosoftが推進している「MyLifeBits Project」というものがある。【パソコンを使用する際に行われる全ての操作・動作を、後から追跡することを可能にし、これを追跡することによって過去の分析や追体験を可能にしようとするもの】ということである。
昨夜、たまたまNHKの特集を見ていて、べったりり人の「未来を予測してストレスを感じない」というあたりは何か不可思議さで一杯になった。究極の効率化など果たして必要あるのかしらん?と呑気なことを考えていた。例えば、歯ブラシを買う時期など一か月に一回とか自分で決めておけばいいものをと思うし、なんでも人間関係の密度?(このあたりは全く内容が分からない)を電話の回数や、メールの頻度がら想定するものなどわけが分からない世界であった。それじゃあ、33年間公私ともに支えあった小林幸子さんとそのプロモーション会社の社長の一瞬の断絶など、どう説明がつくのかしら?なんてまたこの世界の人々には発想出来ないだろう事例まで思いついた。
まあ、古人も言う。人生山あり谷あり。大きい小さいはあるにしても起伏のない人生ってないのではないかしらん? 何か、結論が出そうで出ない。長生きしても多分100までは生きられない・・・だろうしね。まあ、こんな時こそ亡き父がいつもいつも言っていた「他人に迷惑をかける生き方だけはするな」が身にししみる。
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