ch04.カルチャー : 劇映画「少女の夢 いのちつないで」 完成へ |
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「広島に原爆がおとされた時、私は5歳だった。洗濯ものを干す母親の白いブラウスに黒い雨が落ちたのをはっきりと記憶している」と初めて映画監督の槇坪夛鶴子さんをインタビューした時に聞いた言葉が強烈に印象に残っている。長年、リウマチに苦しんだ槇坪さんであったが、昨年、亡くなった。その時、笑顔でベッドに座っていらしたと聞いた時、「微笑んでいた」・・・その言葉に何故かホッとした。
今回の映画は槇坪さんの平和を願う熱い気持ちとあたためてきた企画を受けとめて劇映画『少女の夢 いのちつないで』が完成のはこびとなり、完成試写会がイマジカで行われた。イマジカはいつも試写会を愉しみにしていたところだ。またまだ槇坪さんの元気だった頃の姿が目の前に現れる。不思議なものだ。
先般、資料を整理していたところ、最初のインタビューで記念に撮ったポラロイド写真が出てきた。若く微笑む槇坪さんがそこにはいた。
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