「モノは最後まで大切に使う」ということを幼い頃から親に叩き込まれた自分は、時々、現代の情報もそうであるが、モノの氾濫に眩暈すらおぼえることがある。ケチということでなく、あまりものを大切にそれこそ最後まで使う人は減ってきているのではないかと。モノはあって当たり前の現代だからこそ、その氾濫にに何とも言えない気持ちになることがある。
例えば、通信番組でも。何度も何度も説得されるような商品紹介を聞いていると、「そうだ!」と本当に必要か必要でないか?を吟味することなく購入することがある。大切に使っているかと思うと、「おいとく」「つんどく」・・・。しっかりと使用していない状態が多い。あんなに分かって買ったというのに!と自己反省。
さてさて、セレクトされた商品を定期的に提供する"定期販売サービス"がインターネット上で流行の兆しを見せているようだ。「情報過多で、どの商品を購入したらいいかユーザーが選べなくなっている」という深刻事情があり、信頼できるキュレーターにセンスのいいものを選んでもらうシステムということだが・・・且つSNSと連動すれば更なる発展とはいうが・・・。一年に一回でなく、一か月に一回くらい自分の生活のチェックをすると良いかも知れない。本当に大切なものを最後まで、そんな精神が一番いいのかも知れないな。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2012年10月 1日 10:41に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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