ch10.生活 : 人間関係 |
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2005年を無事に迎えた。今日は抜けるような青空だ。
大晦日は雪が降る中を、沢山歩き、友人と沢山沢山話した。そして「いい年に向かって頑張っていこう」と言って別れた。
2004年。新年を迎えた日のことを思い出してみる。かかわった仕事、出会った人々、感じたこと・・・何もかも想像できないことばかりの連続だった。
そして、自分では平静さを保っていると思っていても、泣いたり笑ったり怒ったり。感情の行き交う日々を過ごした。
日々、想像できないことが起こる。そんなことがスリリングで楽しい!と思えるようになってきた。これは、女性だから、でも年齢だからでもない。「私」が過ごしてきた、感じてきた「時間」の産物なのだ。
昼過ぎに年賀状に目を通す。一枚も書いていないことを恥じつつ。
勤め人の頃、当時は「かかわった」人々には全て出していた。500枚近くの賀状を書いていたというのに。今は至って心がシンプルになっている。
いつもいつもメールで言葉を交わしている友人はお互いに年賀状を書かなくても「気持ち」が伝わっている。何十年も会っていないけれど、年に一回の年賀状の文字を見ると、当時のことがまざまざと思い出されて、懐かしさで胸がキュッとする人。「あっ」と感動して、今夜電話をして声を聞きたいと思う人もいる。1枚の年賀状でいろんな感情が飛び交う。
そんな中、喪中の友人からケータイメールが届いた。「新年の挨拶はできないけれど、あなたは人生の中で不可欠な存在であることが分かりました」と。
長いようで短い人生の中で、男女の別なくどう相手のことを思って行動できるか?ということ。「仕事ですから」なんていうことなく、本当に相手の立場に立てる、想像力のある人間になれるかということが、再度、私にとって今年の課題となった。
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