小林カツ代さんのマヨネーズブックの編集もいよいよラストスパート。
「エッ!まだ?終わっていなかったの?」なんて言われそうだが、本の出版とはなかなか大変時間のかかるものだ。
  実は夫もひょんなことから、昨年に地震の本の執筆をした。タイトルが「地震のことがよく分かる本」ということだったので、兎に角、読者に「分かるもの」ということで一生懸命だった。依頼されてから、「1ヶ月で書いて欲しい」といわれたが、全く無理な注文。とはいうものの、先方が「早く早く」というので、約3ヶ月ほどで脱稿した。
  サラリーマンなのだから、平日は無理。出張も入ればなおさら無理。結局、日曜日も祝日も、夜中も執筆していたわけだ。こんな時間が経った今もなお、校正でてんやわんやなのだ。  東大のえらーい教授の監修ということで、いわばゴーストライターといったところか。しかし、版元との間に編集プロダクションが入り、ゲラのアップがかなり遅れた。そのゲラを見て、また、大騒ぎとなった。科学の分野といった理系の原稿は本当に正確な知識がないと書けない。それを結構、編集者にリライトされてしまったから、大変。地質図も正確な指示なしにイラストレーターが書き起こしたりしたので、これまた大変。本当は昨年の夏には、書店に並ぶはずのものが、まだゲラ校正中という実状なのだ。
  というような、出版界のバタバタ世界。そんな大波小波の中、カツ代さんのマヨネーズブックもそれこそ「ここだけ、カツ代だけ」というレシピが揃い、そして私もなんとも科学の本にくびったけ状態でマヨネーズコラムを書いた。出版は4月後半か?冷や汗をかいているのは出版社の社長なのだ。(彼はどーしても3月中に出版したかったらしい)「いーじゃないですかぁ、1ヶ月や2ヶ月」なんて言ったら多分、睨まれるだろう。しかし、期待していて欲しい。かなり面白い仕上がりになると思う。
  今回、「マヨネーズ」のおかげで。。。。。マヨネーズレストランのオーナー、誰よりもマヨネーズに詳しいと自負する某有名国立大学の大学院生のマヨラー、ミュージシャン、北海道警察や旭川駐屯地?とも知り合えた。

人生ってなんて楽しいんだ!!

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2005年3月20日 15:56に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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