ichiko : 無理な注文? |
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ちょっと憂鬱な季節がやってきた。それはこれからの季節、通勤途中に必ず耳に入ってくる音。特に、駅のエスカレーター、階段、ホームなどで聞こえてくる音。はっきり言って不快極まりない。血圧少し、上昇。
「ヒール付きバックレスの寝具用スリッパとして1940年頃から登場した爪先部分をカバーし、かかと部分が開いているサンダル」(ジョーナ・オハラ著)、つまりmule sandalのこと。これは、16世紀には、靴の上に履き、汚れを防止のための履き物だったそうだ。
1958年頃には日本でもタウンシューズとしてサックドレスなどとともに着用された。1961年には、ビーズ、スパンコールの刺繍ブームも登場し、現代に共通するものが多い。1973年頃、コルク製の厚底サンダルの中にミュール型のものも含まれていた。
んーっ!厚底サンダルは懐かしい・・・・・ジーンズをはいて、とんでもないほど分厚いコルクの厚底サンダルをはいて、母親に「まるで、花魁のようよ!転んだらどうするの!」と叱られた10代を思い出す。
この履物は清潔感とか清涼感が無いと本当に品位がなくなる。
サンダルなどで腰痛になった人も多いし、あの「カッチャン、カッチャン」という不快音は脳に振動が伝わっているんじゃないの?とはいうものの、今年も娘に、口がすっぱくなるほどに言い続けてしまうのだろう。「音をたてるんじゃないっ!」って。
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