ichiko : 無理な注文?


  ちょっと憂鬱な季節がやってきた。それはこれからの季節、通勤途中に必ず耳に入ってくる音。特に、駅のエスカレーター、階段、ホームなどで聞こえてくる音。はっきり言って不快極まりない。血圧少し、上昇。


   「ヒール付きバックレスの寝具用スリッパとして1940年頃から登場した爪先部分をカバーし、かかと部分が開いているサンダル」(ジョーナ・オハラ著)、つまりmule sandalのこと。これは、16世紀には、靴の上に履き、汚れを防止のための履き物だったそうだ。
 1958年頃には日本でもタウンシューズとしてサックドレスなどとともに着用された。1961年には、ビーズ、スパンコールの刺繍ブームも登場し、現代に共通するものが多い。1973年頃、コルク製の厚底サンダルの中にミュール型のものも含まれていた。
  んーっ!厚底サンダルは懐かしい・・・・・ジーンズをはいて、とんでもないほど分厚いコルクの厚底サンダルをはいて、母親に「まるで、花魁のようよ!転んだらどうするの!」と叱られた10代を思い出す。


  この履物は清潔感とか清涼感が無いと本当に品位がなくなる。
サンダルなどで腰痛になった人も多いし、あの「カッチャン、カッチャン」という不快音は脳に振動が伝わっているんじゃないの?とはいうものの、今年も娘に、口がすっぱくなるほどに言い続けてしまうのだろう。「音をたてるんじゃないっ!」って。

| | コメント(0)

カテゴリ

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2005年4月28日 19:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「突然の死とは」です。

次のブログ記事は「垣根の垣根の曲がり角・・・・そこは?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31