宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー」に日清食品などが開発した初の宇宙食用インスタントラーメン「スペース・ラム」を積み込まれている。無重力のシャトル内でも食べられるようになっている。通常は沸騰したお湯でなければならないが、これは約70℃でも作れるそうだ。
 この宇宙用即席めんは、あの日清食品の安藤百福創業者会長の発案と宇宙航空研究開発機構の共同開発によるもので、プロジェクトチームが発足したのは今から3年前。きっと試行錯誤の繰り返しだったに違いない。
  普通のラーメンを想像していたが、無重力状態では無理。(とは言いながらも無重力がどんなものかは、全く分からない)飛び散らないように麺の周りを蛋白質で覆っているらしい。一口大の麺で、「しょうゆ」「みそ」「カレー」のほか、野口さんの希望で加えた「とんこつ」の4種類があるそうだ。宇宙に行くと?これまた、味覚が鈍感になるので味は濃い目だという。濃い目の餡かけといった感じらしい。んーっなかなか!
  市販はされないそうだが、ちょっと食べてみたい気もする。兎にも角にも、日本で誕生したインスタントラーメンが、宇宙を飛んでいることを考えるだけで何故か嬉しい。
 


 

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このページは、ichikoが2005年7月28日 08:36に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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