ch10.生活 : 宇宙まで飛んだラーメン |
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宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー」に日清食品などが開発した初の宇宙食用インスタントラーメン「スペース・ラム」を積み込まれている。無重力のシャトル内でも食べられるようになっている。通常は沸騰したお湯でなければならないが、これは約70℃でも作れるそうだ。
この宇宙用即席めんは、あの日清食品の安藤百福創業者会長の発案と宇宙航空研究開発機構の共同開発によるもので、プロジェクトチームが発足したのは今から3年前。きっと試行錯誤の繰り返しだったに違いない。
普通のラーメンを想像していたが、無重力状態では無理。(とは言いながらも無重力がどんなものかは、全く分からない)飛び散らないように麺の周りを蛋白質で覆っているらしい。一口大の麺で、「しょうゆ」「みそ」「カレー」のほか、野口さんの希望で加えた「とんこつ」の4種類があるそうだ。宇宙に行くと?これまた、味覚が鈍感になるので味は濃い目だという。濃い目の餡かけといった感じらしい。んーっなかなか!
市販はされないそうだが、ちょっと食べてみたい気もする。兎にも角にも、日本で誕生したインスタントラーメンが、宇宙を飛んでいることを考えるだけで何故か嬉しい。
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