ichiko : はじめまして!アイオライト |
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「吉田さん、あなたの一生のラッキーストーンはアイオライトです」だと教えられた。私の誕生石は真珠。アイオライトという石の名前は、初めて聞いた。行きつけの店で「アイオライト」について聞いてみた。店主は「色が変わるんですよ、楽しいかも知れませんね」と言う。結晶の中で、方向によって違った色を持っているそうだ。一方からはほとんどサファイヤのような紫青色。他方からは水のようにクリアーな色で、上から見るとハニーイエローに見えるようだ。アイオライトの名前は、ギリシャ語のiosからきていて紫を意味するとか。正しくカットされた時に、魅惑的なパープルブルーに輝くそうだ。いつも毅然と、自己主張してしっかりと煌いているダイヤモンドとも違った魅力があるのだなあと思う。
女性は宝石を身につけるとき、いろいろなことを思う。例えば、いろんな感情があっても、くっとしまい込み、潔く過ごしたい時、私は誕生石の真珠をつける。冠婚葬祭のときとは異なり、何かその時は一瞬の勝負をする時だ。よく、勝負服とか言って、派手なスーツで身を包む人もいるが、私は「勝負」の時は「真珠」をつける。
しかし、誕生石とは違う、一生のラッキーストーンに出会った。エリクソンと他の有名な探険家が陸地から遠く離れた大西洋に行ったとき、彼らの位置を決定する秘密の宝石の「アイオライト」。バイキング水夫は、世界で初めて偏光フィルターとしてアイオライトの薄い小片を使った。アイオライトのレンズを通して見ると、太陽の正確な位置が決められ、新しい世界への安全な航海が出来たということだ。
何か、現在の自分の生き方の示唆をしてくれているように思えた。正確な位置と安全なな航海・・・・なるほど!。荒波をこえていくには、必要なんだね。
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