シニアコミュニケーションが50歳以上の親を対象に実施した調査の結果。親が「子育ての終わり」を子供が就職、あるいは結婚したタイミングと判断しているという。
50代の父親は息子、娘いずれにもほぼ4割が「社会人になった・就職したとき」と答えた。その点、娘の結婚に対する思い入れは、50代の母親となると異なって、子育ての終わりを結婚時とした回答は23%にまで落ち、就職時の35%を大きく下回る。逆に50代の母親は娘に対し「いつになっても子育てが終わったと思うことはない」との答えが15%。各世代、男女別で比較して最も高かった数字だという。
  60代を超えると男女問わず、「日常での会話や電話、食事でのコミュニケーション」という回答が多いが50代の母親は「メールでのコミュニケーション」の回答者が際立ったそうだ。最近の「仲良し母娘」と「友達親子」か・・・。形だけなら、まあ良いが、勘弁して欲しいというのが率直な気持ちだ。
「母親」はあくまでも「母」らしく生きつづけて欲しい。子どもには変に迎合するべからず。
迎合して「我」を見失っている「母」というか女たちがなんと多いことか。だれそれとは言わないが、嘆かわしいくらい多い。
  子育てがほぼ終わり、息子や娘はボーイフレンド、ガールフレンドと遊ぶ機会が多くなる。仕事に夢中になってくる。そして・・・・ある時、ふっと自分は「家に」はいるが「夫」が振り向かない。いや振り向いてくれない。「何か」を探すが自信がない。でも住む「家」もとりあえず食べていくことは出来る。気負って社会に仕事ごっこして失敗するのは子離れしていない女たちばかり。
  いつの日か子どもは離れていく。動物の世界のように厳しくなく甘ったるい人間の世界。べたべたといつまでも。昔いわれた「燃え尽き」る前に、ずたぼろになる前に、親離れ、子離れの気持ちは常に意識して想像力をもっていこうよ。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2006年7月 8日 15:40に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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