ch10.生活 : 廃線にならないために私たちが出来ること |
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ローカル線が好きでよく乗るのだが今、話題を呼んでいるのが千葉県の犬吠埼付近を走る銚子電鉄。車両の修理代を、副業のぬれ煎餅の売り上げで捻出すべくテレビで悲痛な訴えをしたところ、全国から応援の注文が続々。今や売り切れ状態だという。
しかし、老朽化が進んだ施設を直すために5億円を超える投資も数年のうちに必要で、関東運輸局から「枕木の腐食など施設に問題がある」と、改善命令を受ける事態になった。
第一、赤字経営のうえ、腹立たしいが、元社長の一億円以上の業務上横領で、銀行からの借り入れもできない状態で、職員の方々が必死に節約している。せんべいでどれだけのことが出来るのか。
もちろん、こうした経営難は銚子電鉄だけでない。茨城県内のローカル線・鹿島鉄道だって経営難で来年3月末で廃線を表明されている。そこで沿線自治体は27日から、存続の可能性を求めて鉄道事業者の公募を始めているのだ。東京都の旅行代理店も申請を準備しているらしい。小学生が1000円の寄付をしたり、沿線の人々によって本気で支えられようとしている。しかし。現実、公募に応じるためには、巨額な資金に加え、鉄道施設を所有し列車の運行も担う第一種鉄道事業者となる必要があるなどと実にハードルは高いのだ。
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