ch10.生活 : 四季のうつろい |
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女性の着物姿本当にいいものだ。恵比寿ザ・ガーデンホールで行われたというイベント「日本の美を愛でる」の様子をテレビで見た。振袖から訪問着まで、日本の伝統美を映像とショーで紹介されている。
日本の四季は着物に反映される。そんな時、つくつく日本人でよかったと思う。最近では好きであっても着物と無縁になっている。昔はちょっとホテルのバーに飲みに行くときも季節のうつろいを意識した着物姿で出かけたりしたものだった。
小春日和。ふと、亡くなった母は日常でも着物をよくきていたことを思い出した。“四季”がいつも帯に映し出されていたし、ハレとケの違いもたとえ子どもであってもその時のにおいで分かったものだった。寂しいほどに季節の移ろいのない今の自分の生活を省みる。着ることにも季節より優先してしまうものがある。洗濯し易いだとかタフだなど“機能”ばっかり重視しちゃってるの?なんて思う。
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