ichiko : 誰? |
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夜中近くに帰宅しても、とりあえずメールをチェックする。よほど遅くなってしまった時や泥酔?している以外は必ずしていることだ。
しかし、人は日常生活の中でふっと“非日常”を楽しんでしまうみことがある。愉しむに近い感覚か。グーグルに自分の名前を打ち込んで、検索開始・・・・。おやおや!結構ヒットしている。ズズズッ・・・・と見ていくと、とんでもないものを発見する。いや、以前から発見していたものなのだが、ついに今夜決行した。
もう「何百年!?も前のもの」といいたいほど昔々に出版された私小説がアマゾンに出品されている。20代の作品など、恥ずかしくなる。しかし、意外とよい値段がついている。記憶が曖昧なのだが、当時の三倍近くの価格だ。
帯は無い・・・・と言っても保存状態は良いとなっている。「出品者にあてた作者のサイン入り」というコメントが気に入った。確か、当時出版記念パーティーには100人ちょっとの人がお祝いにきてくれたと思う。サイン入り本の持ち主というのは、多分、私が知っている人であろう。一体、あなたは誰?。
いよいよショッピングに進んで行った。パスワードを入れて、決済。ああ!なんて、非日常なことをしてしまったのだろうか。しかし出品者は誰?「~さんへ・・・・吉田いち子 ・・・恵存」と書いてあるに違いない。パソコンの前で少しだけ、心臓が高鳴ってきた。まるで、タイムマシンに乗っていく感じだ。過去に遡っていく。誰に逢えるのだろう?あともう少しの時間、“非日常”を愉しんでみよう。
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