ch10.生活 : 何だってやれる? |
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今私は、いろいろなメルマガを愛読しているが、中谷彰宏さんののメルマガの、パープル@AN-Jさんのメッセージが好きだ。一度、夏休みの宿題というテーマの時に投稿したことがあり、「吉田さんから、お便りいただきました」とその投稿を掲載していただいたことがある。お目にかかったことはないが、妙に親しみを感じている。
ある日のパープル@AN-Jさん。
「歩きながら、何かひらめいたら、携帯電話を取り出して、
すぐに自分にメールを送ります。
以前は、メモ帳にメモっていました。
今は、もっぱらメールです。」
なーるほど。やはりケータイをそう使われていますか!
私もメモの整理にそんな使い方をしている。本当に便利な機能!てですよね。
先般、あるセミナーで、私の横に座っていた女性が必死に何かを打っていた。最初は友達にメールでもしているんだな・・・と思っていたが、いざ、セミナーが始まっても、彼女は打ち続けていた。そうか、セミナー内容をメモっているのか?と思った。
講師の話はいよいよ面白くなっている。会場内から笑いも聞こえる。しかし、彼女の手はケータイのキーを打ち続けたままだ。演壇など一度も見ない。ケータイのディスプレイを見たままだ。
急に「おかしいぞ?」と思い始めた。そして、何か、その姿に腹が立ってきた。「おいおい、君はセミナーで話しを聞きにきたんじゃないの?」と。
二時間経った。セミナー終了。彼女は漸く、顔をあげた。よく分からない行動だった。セミナーの主催者にその話しをした。すると、その人は「あ~はいはい」と言いながら私に微笑んでみせた。「あの方は、メール作家なんですよぉ」と付け加えた。彼女は小説を書いて・・・いや、うっていたのである。再び「なーるほどね」と言ってはみたものの、複雑な気持ち。講師から、会場の彼女はどう見えたのだろうか?と思うと、何か現代の不可思議な光景に決して納得していない自分がいた。
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