ch10.生活 : 転ばぬ先の杖で |
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貝原 益軒の「養生訓」の中に、日常生活の中で“転んではいけない”というのがあったと記憶している。日常生活で、勿論、転ばないほうがよいのだが、先日、見事に転んだ。すっ転んだという感じだ。それも、JR某駅前での事。思い出すだけで恥ずかしい朝だった。
改札に向かって歩いていた時、丁度バッグのポケットにしまおうとしたケータイがプルルルッとメールを受信した。確認しようとした、その時だった。躓いたのだ。バッグが思いっきり飛んでいった。自分も宙を飛んだ感じだった。その瞬間、目の前にある駐輪してある自転車の中に飛び込んだら大変だ!少しでも手前に落ちたい・・・・と思っていた。手にしていたケータイしカーリングのようにスルルルル~と道路に飛んでいった。あっ!タクシーに轢かれたらもうお終いだ!と思っていた。
ドスンと左足の膝で着地していた。転んだ瞬間、身体がギグッと曲がったというがずれた?気がした。「大丈夫かぁ?」と近くにいたおじさんがケータイを拾ってきてくれた。「大丈夫です」とは答えるものの、さっと起き上がれない。あれれ?と思っている時間がかなり長かった。転んだ時に強く地面についた掌もかなり痛かった。
かかりつけの整体・整骨の先生が「しようがないですね、ああ~やっぱりずれているな」と言って、カツンカツンと骨盤の矯正をして、そして、左膝に鍼をうってくれた。
「そうそう、この前、うちの患者さんがやはり、吉田さんと同じような転び方をして骨折。一ヶ月入院していましたよ」と。その人は30代前半の男性だという。
「もしかしたら、骨折していたかもしれませんね。本当に骨が丈夫で良かったですよ。」と言われた。
自転車に乗りながら、メールをしている主婦らしき人にすれ違った。ぞっとした。駅のエスカレーターでメールをしながら駆け上がっている若い女性がいた。蛇行?してプラットフォームを歩いているОL風の女性がいた。もう、危険な事はやめよう。何はともあれ「転ばぬ先の杖」か。
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