ch07.味 : 懐かしい味

  
  ビジネスのチャンスとは本当にいろいろなところに転がっている。しかし、最初の1歩を踏み出したものが凄いことなのだ。しかし、同業他社は必ず出現して、そして次第に消費者も物珍しさに飽きてしまうものだ。
  ジャパンフードシステムの「和ふ庵」が販売した10円饅頭は当初、もの珍しく、並んで買った。そして、いろいろなところで「安いでしょ、結構美味しいでしょ」とお茶とともに頂いた。ウィリーの「小饅寿」が追従。こちらの社長は種子島出身ということで、黒砂糖も地元のものを使用しているという。そして、香港厨師会でも天然酵母を使い、黒糖そのものを使っている。ここでは、10円肉まんも作っている。
  しかし、天然の黒糖の色あいと、甘すぎない餡、一口サイズで価格もお手頃・・・というのがうけた理由だ。
  しかし、現代はあまりにスイーツだなんだかんだと嗜好品が多すぎる。レシピの氾濫。グルメ、スイーツの情報の氾濫。勿論否定はしないのだが、家庭というシーンでのこと。今、私は素朴でいい、母親の手作りのお菓子の復活を只管のぞんでいるのだ。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2007年7月29日 21:49に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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