ch12.その他 : 特別な日・・・・と思うこと |
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作家の丸元淑生さんが6日に食道がんのため逝去された。まだ74歳だった。「秋月へ」などで芥川賞候補になった作家だが、料理研究家としても活躍して「よい食事のヒント」など著書も多数ある。「食」関連の本は結構楽しく読んできた。新聞の訃報記事を読み、何か74歳という年齢にショックもけ、まだまだなのに!と溜息が出てしまった。
最近、とくに人生に与えられた時間は限られていると感じることが多い。その限られた時間と果たして日々、真剣に向かい合っているか?と問われれば、「否」と答えそうである。
例えば、手帳に何の予定もない休日というものは素晴らしいことなのたが、日々「いつでも出来るさあ~」と思ってること、思っている人は多いだろう。なんとなく日々を生きてしまうものだ。しかし、明日できるという保障は何もないであるが。
毎朝の習慣。メールをチェックした。あるメッセージが届いていた。
『あなたは毎日を有意義に過ごしていますか?毎日毎日が同じことの繰り返しになっていませんか?人間は毎日同じことをしていると次第に考えなくなり、毎日を惰性で過ごすようになってしまいます。』と。
このメッセージは最近の私にとって、その言葉がとても痛かった。繰り返すつもりはなくても、仕事とは人間関係が大切。いろんな考え方や行動パターンの人々がいる。そんな中で、自分ひとりが暴走するわけにもいかず、じーっとじーっと獲物の動きを睨むチーターのように動けない日々が続く。たとえ獲物が「惰性」の中にいても・・・だ。
自分の気持ち次第では日々を「特別な日」にすることが可能だと、そのメッセージは続いている。『何年何月何日という日付に特別な意味なんてありません。重要なのは、あなたがその日にどんな意味を込めどれだけ集中したかという点、それだけです。』とある。そして天台宗の千日回峰行という修行を2度もやり遂げた酒井雄哉氏の「今日がわが人生の全てと思い暮す」という言葉も教えてくれた。
今日は、昼から友人たちが集まりあるお祝いのパーティーをする。皆で手作りの料理やお酒を用意して。考えてみれば今日のパーティーも「特別な日」であると思わないと・・・・。
そういえば、今日はテキサス州とオハイオ州の人にとってもは特別な日だね。大統領選の予備選挙の日だからね。
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