ch02.健康 : 元気な「脳と体と心」のために |
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芥川賞作家であり、臨済宗妙心寺派、福聚寺副住職の玄侑宗久さんとセロトニンと禅の関係について研究を続ける有田秀穂東邦大学医学部教授の対談『脳のちから 禅のこころ』(大和書房)を読んだ。2005年に発刊された『禅と脳 -「禅的生活」が脳と身体にいい理由』の文庫であるが、文庫の手軽さもあるが内容の面白さ!
最近ではいろいろなテレビ番組でもおなじみの脳内物質の代表である快楽の「ドーパミン」やストレスの「ノルアドレナリン」だが、それらを管理する「セロトニン」の活性化について宗教家と生理学者がそれぞれ疑問をぶつけあう。小気味よい。今、いろいろ考えているシンクロニシティについてもふれている。"ははーん"といろんな事がよく分かる。
以前、玄侑 宗久さんが瀬戸内 寂聴と疑問をぶつけあった『あの世 この世』 (新潮文庫)も本当に面白く読んだが、あらためて、玄侑 宗久さんの魅力を再認識した。
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