芥川賞作家であり、臨済宗妙心寺派、福聚寺副住職の玄侑宗久さんとセロトニンと禅の関係について研究を続ける有田秀穂東邦大学医学部教授の対談『脳のちから 禅のこころ』(大和書房)を読んだ。2005年に発刊された『禅と脳 -「禅的生活」が脳と身体にいい理由』の文庫であるが、文庫の手軽さもあるが内容の面白さ!
  最近ではいろいろなテレビ番組でもおなじみの脳内物質の代表である快楽の「ドーパミン」やストレスの「ノルアドレナリン」だが、それらを管理する「セロトニン」の活性化について宗教家と生理学者がそれぞれ疑問をぶつけあう。小気味よい。今、いろいろ考えているシンクロニシティについてもふれている。"ははーん"といろんな事がよく分かる。
 以前、玄侑 宗久さんが瀬戸内 寂聴と疑問をぶつけあった『あの世 この世』 (新潮文庫)も本当に面白く読んだが、あらためて、玄侑 宗久さんの魅力を再認識した。

玄侑宗久さんホームページ

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このページは、ichikoが2008年5月19日 22:24に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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