ch12.その他 : 訃報 |
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9月19日の朝、「Nさん(愛称)が鬼籍に入った」と友人からケータイメールがあった。一瞬、「ええっ?」と信じられなかった。ショックだった。暫く、ご無沙汰していた新聞社の大先輩だ。いつも颯爽とダンディな方であった。昔は、気がつくとデスクに足をのせて?電話をしたり新聞を読んだりしている。普通はなかなか見られない、そんな姿に「流石!元ニューヨーク市局長だね~」と皆で囁いたものだ。
しかし、抜群のファッションセンスを見せつけた野田凪の死も衝撃だった。あまりに若すぎる死だ。溢れる才能の国際的アーティストの訃報も驚きしかなかった。死の瞬間もドレスアップしていたという。しかし若すぎる。
そして、ケータイのニュース速報に流れた映画監督の市川準さんの突然の死。食事中に倒れたという。なんと59歳という若さ。1987年の「BU・SU」で映画監督デビューした方だ。なんとも10月の東京国際映画祭に出品される短編が遺作になった。その作品の最終段階のチェックの最中であったというではないか。
ああ、溢れる才能が、なんとも呆気なく消えていってしまったよ・・・・・
「死」の知らせとは突然くるものだ。日々、いろいろな出来事にぶつかるたび、感情ももつれる事もある。苛立つこともある。不満をぶつけたり文句を言ったりもする。二度と顔も見たくない!と思うこともある。そんな事で人間関係が「切れてすっきり」になんて思ったとしてもだ、人の命とは永遠でない事にあらためて儚さと崇高さを感じる。
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