
再び生まれた時に帰るといわれる還暦。起算点となった年の干支にふたたび戻る時だ。本卦還りともいうそうだ。サラリーマンであれば所謂定年で「お疲れ様でした」ということにもなるが、まだまだ50代では「その時」の事を想像も出来ない方は多い。人間っていう生き物は「その時」にならないとその気にはならないものだ。「どうする?」「ゆっくりさぁ~」「でも・・」の繰り返し。既に還暦を迎えた団塊世代も多いが、「まだまだ」と言う方がいる一方で元気をなくした方もいる。
しかし、例えば、"色気"というか、いつまでも若々しくいて欲しいものだ。「小さな日記」で一世風靡したフォーセインツでおなじみのダニーさんとハーモニカ奏者のチャーリーこと猪浦教行さんのライブに行った。会場は表参道の『R40』。通常は40歳以上でなければ入店出来ないバーであるが、ライブの日は別・・・とは言え、ダニーさん世代で埋まった!。しかし、還暦とうに過ぎても、なんと色気のあるダニーさん!そしてチャーリーさんのハーモニカは抜群のすごさにもしばしくあんぐり~ということになるのだ。ギター、ハーモニカ・・・・なんかドラマがあるよね。
「今日、最後の曲に!」とダニーさんが選んだのが、70年代を象徴する『アメリカ』のあの歌。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。会場から「わぁぁぁぁ!」といういくつもの声が重なりあった。
そう、あの誰もがそれだと分かるギターのイントロ。あの印象的なサウンドが。ダニーさんのギターの音色とチャーリーさんのハーモニカに私は信じられないくらいクラクラしてしまう。
写真は元気もらえるダニーさん(手前)とハーモニカのチャーリーこと猪浦教行さんだ。
チャーリーさんの「ブレストーク」ホームページはこちら
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