ch10.生活 : 幻の群像大作と出会う |
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世界中の研究者やファンを魅了している「レオナール・フジタ展」が昨年から札幌を皮切りに日本全国を巡回している。1月18日(日)まで東京は上野の美術館で開催中だ。「レオナール・フジタ」と言っても「誰?」という方も多い。「藤田嗣治」といえば「ああ」と言う方もいる。何れにしても"最初で最後"の日本公開であるから、是非、時間を見つけて行かれると良いと思う。東京のあとは福岡市美術館2009年2月22日(日)~4月19日(日)、そしてせんだいメディアテークで2009年4月26日(日)~6月7日(日)の予定。
たまたま・・・・・ああ!年月は「人」を変えてしまうな・・・・と思うことがあった、そんな日に敢えて上野の美術館を訪れた。
初期の頃から晩年にかけての作風というか色使いの差異に本当に一人の画家の作品だろうか!と驚かされた。洗礼をうけた後の作風はこれまで、私の頭の奥にあった記憶が覆された。再現されたアトリエでは画家の生の生活が手にとるように分かる。幻の群像大作に出会える時間。人生の中での貴重な体験。ふと、あたたかい気持ちになれる、そんな日もなかなかいいものだ。
レオナール・フジタ展はこちら
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