ch10.生活 : 変遷 |
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日本百貨店協会の5月の全国百貨店売上高が発表された。既存店ベースで前年同月比12・3%減(約5112億円)15カ月連続で前年実績を割り込んだという数字。しかし15ヵ月とは!二桁である。新型インフルエンザの感染拡大が影響したと分析はしているもののやはり、昔から私たちの生活にしっかりと染み付いた「百貨店神話」は確実になくなったのだろうと思った。生活の中の「ハレ」のシーンでは必ず「百貨店に行けば・・・・」という信頼感があったものだ。
しかし、マイナス数字の主力が衣料品。個人の生活を思い出してものも百貨店で衣料を購入しなかった!。食料品もマイナスということだ。そうか・・・やはり今年のお中元も思い入れのある「専門店」から皆様へ送ったなあ・・・・。
失業率の上昇とか消費者の生活防衛という分析ではすまされないと思う。やはり変遷・・・・。「百貨店」への思い入れ、思い込みの払拭が必要なのかも知れない。もし「あってもなくてもいい」存在なら、なくていいのだ。テーマは「なくてはならないモノ・ヒト」である事だ。
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