七年前。「・・・・脳死です」という医師の静かな声を聞いた。余りにも身近にその「脳死」という言葉が辛かった母の死。まるですやすやと眠っているような穏やかな母の顔を見ながら、言葉の意味が理解出来ず、胸の奥が引き避けられる気持ちでいた。
さて、日本人の死生観が変わるのだろうか?と考えた。
「 脳死が人の死」であり、15歳未満の臓器提供に道を開く臓器移植法改正案が18日に衆院で可決された。いろいろな人がいる。渡航移植を強いられていめ家族、しかし一方では脳死状態でも命を刻み続ける家族もいる。それぞれの立場になって考えれば考えるほど複雑だ。
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