ch02.健康 : うつ病への理解


  俳優の萩原流行さんと奥さんが夫婦共に患っているうつ病の真相を綴った著書『Wうつ』(廣済堂出版)が発売されたという記事を読んだ。5年ほど前にテレビ番組内でうつ病を患っていることをカミングアウトした萩原流行さんだが、いろいろ病気の相談を受けるようになったことで今回の出版にいたったらしい。


  たまたま、ある友人が共通の二人の知人が現在、うつ病と診断されたという話しをしてくれた。「あんなに元気な彼女なのになあ・・・・」とポツリと言った。一人は全く社会活動ができなくなってしまっているという。歌のせりふじゃないけれど人生いろいろある。出会いがあれば必ず悲しい別れだってある。疲労困憊の時は「もういいっ!」という気持ちにだってなるさ。人間って生身だもの。しかし、仕事一筋というか、かなり頑張ってきた二人がと思うと辛い気持ちになる。
  昔、「うつ病の人にはね、頑張ってとは絶対に言ってはだめ」と言うことを聞いたことがある。つい、励ますために言ってしまいたい言葉だ。だからこそ、何と言えば良いのか?どう伝えたら良いのか?気持ちも右往左往してしまう。「決して、特別視をせず、協力して欲しい。薬の力だけで治る病気ではないからと目に見えない病気への理解を求めたい」という萩原流行さんの奥さんの言葉が胸に響く。


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このページは、ichikoが2009年7月 4日 18:47に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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