ch07.味 : 毒キノコが待っている・・・ |
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秋の味覚というと"きのこ"。まさに王様!である松茸は勿論?であろうがシイタケ、シメジ、ナメコ、マイタケ・・・・といろいろ種類も多い。キノコご飯とかキノコ汁と名付けてはキノコどっさりの料理を作るのは楽しい。ふわ~っとかおるキノコのかおりの素晴らしさに気付くものだ。
ところで、ネットで猛毒キノコ「カエンタケ」というキノコが京都など関西地方の山林で急増しているというニュースを読んだ。これはまさに火炎を思わせる真っ赤な色をしたキノコらしい。山奥ではなく、ハイキングコースでの目撃情報もあるそうだからこれからの行楽シーズンをむかえるにあたって注意をしてほしい。
時々、毒キノコと食用キノコなんて図鑑で見れば分るよと言う人もいるが、決して侮るなかれ!である。ちょっと有名なところではベニテングタケ(毒)とタマゴタケ(食用)。本当によく似ている。両キノコの決定的な違いは、傘の裏側のヒダと柄が白いことがタマゴタケとの違いだというが素人にとって一見しただけでは分らないものだ。
昔、キノコ研究家の大海勝子さんにいろいろキノコの話を聞いたことがあるが、実にキノコの世界も深~いものだった。見ているだけでは素人では殆ど見分けがつかない毒キノコと食用キノコ。しかし食すとなるとその差は大きい。多分、キノコを食べる食べないは別として、山の動物たちにはその差を見分ける凄い能力が備わっているわけだ。
これからの季節は山で遊ぶ人たちも多くなる。片手に図鑑を持ち、ビニール袋にどっさりととったキノコをいれて「今夜はキノコ汁よ~♪」なんて気軽にいわないで。ご注意を。
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